「マレーシア人」カテゴリーアーカイブ

知らない人は大体敵の日本、みんな仲間のマレーシア

日本人とマレーシア人、
見知らぬ他人への態度が極端に違います。

乱暴に言えば、他人を敵と見る日本人、
他人を仲間と見るマレーシア人って感じです。

エレベーターの中、電車の中、レジで並んでるとき、
とにかくよく話しかけられるのがマレーシア。

マレーシアって、実はイメージに反し、
治安は相当よろしくないのですが、
他人同士の雰囲気は驚くほど和やかです。

階段で重い荷物を運んでたら、すっと手を貸してくれます。
日本だと邪魔だ、とばかり横をすり抜けられたりしますけどね。
私自身も、いつも見知らぬ人から助けられてます。

1. スーパーで列ができているとき

ある日、レジで並んでいたら、
若い男性が大量の買い物をしていました。
レジがなかなか進まず長蛇の列ができてます。
東京だとイライラする人も出てきそう。

次の順番のオバさんが、何やら男性に話しかけた!
「レジが遅いから文句言ってるのかな….?」
と思いきや…。

手伝いましょうか?」って言ってたみたい。
そして、私に説明してくれました。
青年はボランティア活動の従事者で、
孤児のために大量の物資を買っていたそうです。
私も一緒に連絡先を交換して、
何かあったら手伝うを約束しました。

2. エレベーターで乗り合わせたおじさんに呼び止められ…

エレベーターで1Fで降りようとしたら、
一緒に乗ってたインド人のおじさんに声をかけられました。
「駐車場行くんでしょ。
この階の駐車券支払機は壊れてるよ!」
一緒に壊れてない券売機に行くことに。
お礼を言って別れました。

日本だと、知らない人から声かけられただけで
なんなの不審者? って身構えてしまうんですが、
ここではついついフレンドリーになっちゃいますね。

3. 「お金はいらないよ」ていう歯医者さん

歯の詰め物が取れて歯医者に行きました。
治療が終わって支払おうとしたら、
「あー今日は料金は要りません〜」
なんで? って聞いたら、以前治療した歯だからね、
とのこと。

車を修理しても「お金いらないよ」って言われたこと、
何度もあるんです。

不動産屋さん、歯医者さん、車の修理屋さん、
相手を「お金を取る相手」じゃなくて、
友達みたいに接してくれる人が多い。
日本の悪徳不動産屋さんみたいな人は少ない気がします。

別に日本人だから、外国人だから親切にするわけじゃないんです。
誰にでも(掃除のおばさんにも、ウエイターにも)親切に
するのがこっち流。
韓国人もロシア人もイギリス人も、マレーシアは親切な人が多いと
口を揃えます。
マレーシアは世界寄付指数でも上位に入る寄付大国。
他人を信頼してる人が多いんでしょうね。

こういうのを毎日街で見ると、
なんだか自分も気持ちが明るくなります。

子供が実験したところ、
「マレーシアでは知らない人にこんにちは!って挨拶すると大抵帰ってくる。
日本では2割くらいしか返ってこない」のだそう。

見知らぬ他人に親切にするだけで、
社会って明るくなる。
日本もそうなると良いのに、と思います。

関連記事
マレーシアに日本よりクレーマーが少ない5つの理由

ーーーー
他の海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

今までの記事を順番に読みたい方はフェイスブックページ をみてください。

東洋経済オンライン連載記事のリンクです。

http://toyokeizai.net/category/malaysia

★マレーシアの教育環境について、良い点悪い点率直にまとめました。電子書籍版です。

マレーシアの学校の○と× アジア子連れ教育移住の第一歩

★マレーシアに車なしで住むノウハウをまとめてみました。電子書籍版です

車なしでマレーシア生活

★フェイスブックで日本にいながら国際交流する方法を書いた書籍(角川書店から発売)です。私はこうしてマレーシア人をはじめ、フィンランド人、香港人などと友情を育んできました。

Facebookで起こる人脈構築革命

★2011年に書いたフェイスブックの入門書。書籍を出版できたのも、マレーシア人のおかげでした。マレーシア人のフェイスブックの使い方についても触れています。

いいね! フェイスブック (朝日新書)

(スポンサーリンク)



マレーシアに日本よりクレーマーが少ない5つの理由

こんにちは。
マレーシア在住4年になる野本です。

日本ではクレーマーへの対処が大変そうですね。
サービス業の人は大変だろうなーと思ってしまいます。

マレーシアではクレーマーは少ないです。
その理由の一つに、
マレーシア人がびっくりするほど怒らない、
というのがあると思います。

以前、ジョホールバルの空港で、ヘイズのため、
飛行機が6時間も足止めになったことがありました。
ところが、誰も怒り出したりイライラしたりしないのです
空港のラウンジが開放され、知らない人同士でのんびり名刺交換。
実に和やかな雰囲気でした。

レストランのランチタイムで、突然スタッフが全員消えてしまい、
料理どころか会計もできなくなり、
30分以上待たされたことがありました。

一人戻ってきたスタッフが「すいません、みんなどっか行っちゃってー」
と謝ったんですが、ビジネスマンたち誰も怒らない
「しょーがないねー(笑)」って言って、別の店行ったみたい。
なんだろ〜。
全部最後に(笑)がついてる感じなんですね。

ジムで遅刻常習犯のヨガの先生。
先週も30分もクラスに遅れてきましたが、誰も怒らない。
彼女が遅刻することはみんな想定内なんで、
登場すると拍手が起きたりします
もう3年、こんな感じです。

なんでこんなに違うのでしょうか。

1つしかない駅の切符売り場にて。「トイレに行くので席外しますー」トイレじゃ、仕方ないですよね?
1つしかない駅の切符売り場にて。「トイレに行くので席外しますー」トイレじゃ、仕方ないですよね?

1 サービス業従事者に対して無礼な人間は嫌われる

調査によれば、レストランでマレーシア人が「最も嫌う」ことは、
ウエイターに無礼な人」なんだそうです。

超訳
回答者たちに聞いたところ、食事時に最もいただけないのは、
ウエイターに失礼な態度をとる人で、圧倒的に多かった(40.7パーセント)。
Malaysians hate it if you’re rude to the waiter
When we asked respondents about what they find most unacceptable at the dining table, we received an overwhelming response on being rude to the waiter (40.7%).
(出典)
http://cilisos.my/guess-how-many-cheated-on-their-bill-8-interesting-things-about-msians-dining-habit/

礼儀正しくフレンドリーな人が多いマレーシア人だけど、
なかには横柄だったり感じの悪い人もいるんですよ。

でもね、そういう人は軽蔑されちゃうんです。
ジムの友人には「掃除の人には親切にすることよ」と教えてくれました。
中にはあからさまに無礼な人がいて、陰で評価を下げています。

2 他人に怒りを見せるのは良くないと思われている

他人に怒りを見せることも、よくないことだと思われています。
特にマレー系の人たちの間では宗教的にもNGなのだとか。
だから、人前で他人を叱ったりするのは良くないのです。
日本と逆ですよね。

もちろん、中には良く怒る人もいます。
以前お手伝いした中華学校の指揮者の先生が、
ギャンギャン怒鳴るタイプの人だったのですが、
参加者の一人(中華系)が、
「古いタイプの中華学校の先生はあんな感じ。
あれしかコミュニケーションの方法を知らないの」
とこぼしていました。

以前、シンガポールに行ったら、
やっぱり中華系ガイドがギャンギャン怒鳴っていて、
一緒にいたインド系と中華系マレーシア人
「こわ〜い」「品がない」と引いてました。

3 そもそも他人をそんなに見ていない

他人に対する要求レベルもそんなに高くありません
他人をそんなに見ていないというか、
いちいちあーだこーだと評価しないんですよね。
携帯いじってる店員さんがいますが気にする人は少ないです。

クレーマー
電話回線販売中ー

最近マレーシアの日本人経営者サイドからたまに耳にするのが
実は日本人を相手にするよりも
ローカルを相手にした方が楽なんです

という言葉。
電機メーカーの社長さんも同じことを言っていましたが、
実感がこもっています。
その代わり、従業員怒鳴るとやめちゃいますけどね….。

4 上下関係で人間関係を捉えていない

人間関係がフラットなので、店側とお客さんが友達みたいです。
お客がお店の人を呼ぶときにもなぜか「 Hi Boss!」と呼んだりします。
馴染みの不動産屋さんは、契約が終わった途端、
「じゃ、これから私とあなたは友達だから」と言って、
本当に友達になってしまいました。
もちろん、これが原因でトラブルになることもあるのですが、
大抵はとっても助かっています。

5 正しいことより、親切なことをする

宗教がバラバラなので、いろんな正義があって、
それぞれの領域に踏み込まないマレーシア。
だから、「正しいこと」よりも、
「他人に親切にすること」が広く行われています。

マレーシア人は、「見知らぬ他人に親切にする率」が統計でも一番高いのだそうです。
(参考)
見知らぬ人を助けるマレーシア人 、助けない日本人ーー他人を助ける指数で日本が世界ワースト3位な理由

マレーシアにしばらく住んでいると、
日本人は「正義」「正しいこと」にこだわって
いつも戦ってるように見えます。

私もそうで、来たばかりの頃は怒ってばかりでした。
「アングリーバード」というあだ名までつけられてしまいました。
最近は修行の成果か、他人に対して寛容になりましたね。
怒りは人間関係を断絶させるなーとつくづく感じます。

正義の争いをやめて「親切にすること」にこだわってみたら、
案外居心地良くなるんじゃないかなーと思ったりします。

まとめ

20年前からマレーシアに来るたび、
「人々の顔が明るいのはなぜだろう?」と不思議でした。
ウエイトレスも駅の人も、なんか明るくてのんびり。
その理由には、案外「怒らない、怒られない国民性」
というのも関係してるかもしれないですねー。

ーーーー
他の海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

今までの記事を順番に読みたい方はフェイスブックページ をみてください。

東洋経済オンライン連載記事のリンクです。

http://toyokeizai.net/category/malaysia

★マレーシアの教育環境について、良い点悪い点率直にまとめました。電子書籍版です。

マレーシアの学校の○と× アジア子連れ教育移住の第一歩

★マレーシアに車なしで住むノウハウをまとめてみました。電子書籍版です

車なしでマレーシア生活

★フェイスブックで日本にいながら国際交流する方法を書いた書籍(角川書店から発売)です。私はこうしてマレーシア人をはじめ、フィンランド人、香港人などと友情を育んできました。

Facebookで起こる人脈構築革命

★2011年に書いたフェイスブックの入門書。書籍を出版できたのも、マレーシア人のおかげでした。マレーシア人のフェイスブックの使い方についても触れています。

いいね! フェイスブック (朝日新書)

(スポンサーリンク)