月別アーカイブ: 2017年4月

語学と興味があると、子供の世界は勝手に広がっていく


こんにちは! マレーシア6年目になる野本です。

いつも書いてますが、親にできることって、
子供の世界と興味を広げることくらいじゃないかな、と思います。

そういう意味では語学って重要だなと最近思うようになりました。
新しい言語を学ぶと、世界そのものが広がります。

以前は自分の経験から、英語は大人になってからでもOKと思ってました。
しかし最近、子供を早く連れてきて良かったと感じる場面が増えました。

中学1年になった子供は、勝手にいろいろと情報を仕入れて来ます。

語学があると、子供が探検する世界が広がる

相変わらずプログラミングにハマっている彼。家では宿題そっちのけでウエブの無料教材「カーン・アカデミー」で、Java Scriptなどのプログラミング課題を楽しんでいます。英語での自習教材の充実ぶりには毎回驚きますが、カーンアカデミーは中でも面白いらしく、英語ができる日本人にはハマっている子、少なくありません。世界中のユーザーとお互いの作品に投票しあったり、トリビュート作ったりと楽しそう。

暇になると、英語の面白い動画を探してきては見ています。
今夢中なのが、「Kurzgesagt」というドイツのYoutube動画。
https://www.youtube.com/user/Kurzgesagt
これは最新科学を可愛いアニメで見せてくれるYoutubeチャンネルです。
最近では「シンギュラリティが起きたらどうなる」「ロボットに権利があるのか?」などに興味をもち、私にも見て!と強要して来ます。

そのほか、「アメリカン・ゴッド・タレント」、変なグッズやパズルを紹介する「VAT19」、家庭のドロドロした問題に切り込む「スーパーナニー」、ロシア訛りのおじさんがあれこれ生活の知恵を披露する「クレイジー・ロシアンハッカー」などなど、日本語だけでは知り得なかった新しい世界を勝手に見て、私に教えてくれます。

日本人のお友達からはゲーム「戦国無双」や「にゃんこ大戦争」を教わりました。戦国無双では、ハンサムな武将が出てきて面白そう。歴史は結局のところフィクションなので、絵を描いたりしてイメージで覚えるのは「アリ」ですよね(私も大学受験ではそうやりました)。「ニャンコ大戦争」では、日本全国の県の位置関係を覚えています。漫画「闇金ウシジマくん」や「嫌われる勇気」などのベストセラーも読んでます。

学校の勉強は大してやっていませんが、「グローバルな視点」と言う授業があり、そこでは毎週国際ニュースを要約する宿題が出ます。日本語、英語の両方でニュースを見るので、視点が私より広いです。

英国のEU離脱や北朝鮮関連ニュース、地理や各国の歴史、共産主義などについて質問して来ます。通っているプログラミング教室の中東やアフリカの先生たちは相変わらず素晴らしく、「魂はあるのか」「生物と無生物を分けるのは何か」「ミトコンドリアはなぜ動く?」などのテーマで際限なく議論に付き合ってくれます。

相変わらず、日本語の方が圧倒的に強く、英語はマレーシア人に敵わないのですが、それでも英語で問題なく情報を探せ楽しめます。
これらの世界、英語があったからこそ持てた新しい世界だなーとつくづく思います。羨ましい!

語学があると増える選択肢もある

友達の日本人のお子さんも、英語を学んで世界が広がった一人。

彼は、英語のおかげでEスポーツの世界にハマり、将来Eスポーツの選手(プロゲーマー)になりたいと話していました。
Eスポーツとはチームでやるコンピュータ・ゲームで、日本では馴染みがないですが、ここマレーシアでは新聞でも時々取り上げられるほどポピュラー。テニスの競技人口を抜いたと言われるほどの人気です。
Eスポーツは動体視力がものをいうので、若いうちが有利だと言われます。彼は英語で情報を仕入れていたからこそ、新しい世界に出会うことができたのでしょう。

小さいうちは、日本語だけでいいんじゃないの、という人もいます。
私もほとんどの人はそれで良いと思います。いつも言ってますが、焦ってグローバルになる必要はない。日本語はかなり細かく難しい言葉で、混乱してしまうお子さんもいます。

ただ、特に探究心の強いお子さんが語学を身に付けるのはとても良いと思います。なぜなら、日本人以外の人からも、いろんなことを学べるからです。そこには日本語だけで、日本人だけで話していると知り得ない世界が広がっています。小さい頃から複数の言語があれば、人生が豊かになるチャンスが圧倒的に広がります。

音楽もそうですが、語学も楽しく生きるための技術だと最近思うようになりました。

正直、私も下手くそながらの英語を覚えたおかげで、ここ数年、世界が急に広がりました。小さい時に多言語で育ったら、もっと面白い人生だったかも? とちょっと羨ましいです。

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世界の最先端教育は適性把握に向かう

こんにちは。マレーシア在住6年目になる野本です。

子供の教育のためシンガポールに移住した元政治家の田村こうたろうさんが最近ご自身のフェイスブックで、
「世界の最先端教育は間違いなく適性把握に重きを置き始めています」と書いていました。
適性把握というのは、適性や好きなことを早いうちに発見・把握する、ということですね。

以前から疑問だったことが、私の中で最近つながりつつあります。イギリスの名門「エプソム・カレッジ」で「もう長時間机に向かって勉強する時代は終わった」と聞いて以来、では、新しい世界の教育はどこに向かっているのだろう?と不思議でした。

この学校はクラブ活動を非常に重視しており、多い子だと週に10種類もの活動をさせ、それを毎学期変えさせます。
一つのことをずっとやる日本とは真逆なのです。
一体何のためにそんなことをするのだろう? と思っていました。

エプソム・カレッジを1泊体験した子供も、この学校が適正把握に向かっていることを感じたようです。
「美味しいか美味しくないか、なんでも一通り経験させ、やりたいことを見つけさせる教育だと思う」と話していました。
https://wakuwakuijyu.com/special/vol02_4.html

自分探しは「早い方がいい」

日本だと受験勉強にエネルギーを取られ「自分探し」が大学半ばの就職活動から始まります。

マレーシアでは少し早く適正把握が始まっています。
「とりあえず」大学に行くという人は少なく、大学入学時には将来のビジョンがある程度決まっている人が多いです。大学でも事業計画を作ったり決算書類を作ったりと、かなりビジネスに近い学びをしています。

実際に今子供の学校でも、
・物をプロデュースして値段をつけて売る(儲けを出す)
・タレントコンテストで、観衆の前で自分をアピールする
・少人数のグループでリーダーシップをとり問題を解決する
・コンピュータのプログラミングの基礎を学ぶ
・パワーポイントを使ったプレゼンで相手を説得する

など、小学生から適正把握のためなのかなーと思うような授業があります。

最近では国際理解の授業で、国際ニュースを毎週要約させ、
自分自身の考えとともに発表する宿題が出ています。
子供はイラクや北朝鮮のニュースなどを理解するようになりました。
これ、まるで私の仕事と同じなので焦りますね。

シンガポールだと3歳くらいから適正把握に向けた取り組みを始める学校もあるそうです。
子供自身も「適正把握は早い方が良いと思う」と言います。
なぜ?と聞くと、
「年齢が上がれば上がるほど、プライドが高くなる。また年齢が高い子どもほど、成果を褒められにくくなり、モチベーションをあげにくいから」と。
子供ならではの視点で面白いですね。

私自身、就職してから大間違いに気づき、間違った方向に努力した時間が無駄だったなと思います。

高級インターほど勉強させない真の理由

そんなわけで、マレーシアでは、高級インターになればなるほど、「体験の数を増やし」「出会う人の数や種類を増やす」という方向の教育になっています。しかし親の側がこの流れについていけず、「宿題が少ない!」「もっと勉強させて」と学校にクレームを言うケースもあるんだとか。
暗記には重点を置いておらず、考えることや、ディベート、ポスター作り、ボランティア活動なども多く、一見「勉強しているように見えない」ため、親の側は焦ってしまうのです。

一方で、以前からのインターほど、たくさんの宿題を出し、机の上での勉強を重視しているところが多いです。
親が従来からの教育を求めているという事情もあるようですよ。中華学校などにもそういう学校が多いですね。

今は、伝統的な知識偏重型の勉強から、適正把握を中心とした新しい教育への過渡期なのでしょう。

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