日本のサービスはスキがないし、本当丁寧だけど、
何かロボットみたいなんですよね。
お辞儀の角度とか
「あ〜こうやらないと怒られるんだなー」とか
余計な心配をしてしまう。
マレーシアのサービスってほんと適当。
おしゃべりしてる店員さん、ケータイ見てる店員さんなんて普通。
店員さんが突然全員消えちゃった店もある。
店側のエラーだってしょっちゅう。
だけどみんな余裕があって、
困っていると助けてくれるんです。
私タイヤのパンクを洗車屋さんに間違えて持ってったら、
3人がかりで(道具もないのに)頑張って治してくれました。
工具屋さんに工具買いに行ったのに、
なぜか貸してもらっちゃった人も知ってます。
例えば、ケータイ屋さんはあちこちにあって、
SIMを入れるのはもちろん、
ちょっとした修理なんかはさっとやってくれて、
「お金? いらないよ」って言われたりします。
困ってると一緒に考えてくれます。
日本だと、通信用のカードを買うときに
「SIMカードはお客様ご自身で入れて
いただくことになっておりまして、アクティベートを
お手伝いすることはできかねます」
「当店ではWi-Fiをお客様にご提供できかねます」
とか丁寧に言われて自分でやって
四苦八苦することになります。
Wi-Fiがないから買う通信カードなのに、
Wi-Fiがないと設定できないとか意味がわからんですよ。
人工知能じゃないんだからさ、
もっと親切にしてくれてもいいじゃん?
って東南アジアのサービスに慣れてると思っちゃう。
ロボットみたいな日本のサービスと、
牧歌的なしたマレーシアのサービス
アパレルの店員さんとか、「いらっしゃいマセェー」とか
どっから声出してるのかなぁ、
って思っちゃう。
家に帰ったらキャラかえるんだろうなー。
何が言いたいかというと、
日本のサービス業はサービスの時は役になりきって
徹底的に奉仕するので、
多分、普段のその人とは違う人格を演じてるんですね。
私自身もレストランで働いてた時は、
違う人格になりきってました。
だからロボットみたいに感じるんだろうなー。
マレーシアのサービス業って、仕事している時と
そうでない時で特にキャラを変えてないですよね。
声も地声だし、笑顔もあったりなかったりフツーです。
その人はその人。店にいようが友達といようがそのまんま。
その「マニュアルっぽくなさ」ゆえ、一見ぶっきらぼうだけど、
なんか親しみが持ててほっとするのです。
ロボットや人工知能の時代だからこそ、
なんか人間っぽい親切とかエラーとか、
そういうのが大事になる気がします。
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