子供の可能性を広げるために親が出来ること

こんにちは。野本です。

最近、子供はコンピュータのプログラミングにハマっています。

この教室、プログラミング言語だけではなく、ロボティクスから数学、
フォトショップでの画像加工、HTML、プレゼンテーションと、
子供の性格や好みに合わせて教えてくれます。

この教室に来たのは、全くの偶然でした。
たまたま、友達の体験についていって、
その日からハマってしまったのです。

私だけなら、体験に行かなかったと思います。
思いつきもしませんでした。汗

ところが先生たちは、
「彼はプログラミングに向いているよ」と言うのでびっくりです。

反省を込め、子供の可能性を広げるために、
親が出来ることを考えてみました。

1.いろんなことに触れさせる

マレーシアには部活動で
いろんなことをやらせる学校があります。
子供も週に3種類の部活動をやっています。

ある学校では毎学期10種目ずつ、
合計30もの部活動を一人の子にやらせます。
同じものを続けないんです。
科目も、スポーツはもちろん、コンピュータから陶器作り、バレエ、弦楽器、ボランティア活動、語学、山登りなどと多岐にわたります。
あれこれ色々手を出してみることで、
自分の向き不向きを人生の早いうちから見極めるという
メリットがあるそうです。

日本だと、野球部の子は野球だけ。サッカーはやりません。
こちらは伸びる子はプロ並みになれる利点がありますね。

どっちがいいのかは人によって違いますが、
国が変わるだけでこうもやり方が違うのかと驚きます。
国を増やすと選択肢も自動的に増えていきます。

2.余裕ある大人と接する

クラブ活動は大抵、専門の先生が学校に来て教えてくれます。

学校の先生は授業に専念できるわけです。
さらに我が学校は担任が二人いるので、
一人の先生にかかる負担が少ないです。

子供にとっては接する大人の「目」が増える。
良いことだと思います。

子供に何が向いているのか、
何が向いていないのか、
いろんな先生が自分なりの見解で見てくれます。

コーディング教室の話に戻ると、
この教室でも、コーディングだけでなく、
電気工作だったり、スピーチだったり、お絵描きだったり、
数学だったり、子供一人一人の向き、不向きを見ながら
違う課題を与えています。

余裕のある大人に囲まれているというのが
ポイントかもしれません。

3.親が先入観を捨てる

私は音楽が好きなので、子供にも音楽を楽しんでほしいと思ってました。
ところが、子供は数学が大好きで、楽器演奏には興味がないんです。

先日あった子は、シューティング・ゲームの世界にのめり込み、
世界大会に出たいと言っていました。
プロの世界では億の賞金を稼ぐプレイヤーもいるとか。

親が自分自身の経験とか思い込みを捨てる、ということも
時には必要なんでしょうね。

入り口だけわかれば、子供は勝手に探検していきます。
面白いですね。

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