語学のインプットには好奇心が不可欠

こんにちは。

子供は7歳で日本を離れて5年。
しかし、日本語が相変わらず強いです。
学校ではずっと英語のみなのに、習ってるはずの英語はそうでもない。

本人に理由を聞くと、答えは「圧倒的な日本語のインプットがあるから」。
なぜ大量にインプットできるのか、空港に行く車で聞いてみました。

1 好奇心を奪わないということ

子供は、好奇心がすべてを決定すると言います。

「僕が言葉を覚えるのは、知りたいと思ったときに調べるから」
「知りたいときに調べた言葉はすぐ使うので忘れない」
「歌が好きになると歌詞が気になって調べる。そこで覚えた単語は忘れない」

興味を持ったそのときに、調べることで、どんどん幅が広がっていくのだそう。

2 子供はエログロが大好き

ただしですね。

子供が興味を持つような日本語のコンテンツって
残酷・過激な描写が多いのです。
仮面ライダーやコナンでもそうですよね。

「子供って怖いもの、危ないもの、汚いものが大好き。
日本語のコンテンツはうまくそこを狙って作ってる。
それを子供は1秒たりとも見逃さないんだよねー」と。

子供は親が思っているよりも、ずっと鋭く物事を見てるんだそーです。

「例えば、僕がホラー映画に興味を持ったとき、
お父さんがエクソシストを見せてくれた。
そこから興味を持ってウィキペディアとか調べて、
他の興味もどんどん広がっていった」んだそうで……。

えーと……エクソシスト18禁なんすけど……。
ま、私も子供の時に見ましたが……。

3 規制はどこまですべきか

うちは規制しなかったけど、難しい問題かもしれませんねー。

「とはいえ、そういうのをシャットアウトすると好奇心が減っちゃうよ」
「規制したところで子供は抜け道を見つける。見るなと言われたらさらに興味が出る」
「もし規制されてたら、信用されてないんだなと不信感が募る」

好奇心がすべての元になっているので、
「親から与えられた物」からはインプットできないのだそうです。
子供に聞いてみると色々面白い。

マレーシアは規制が厳しいので、
そもそもそういうものを目にする機会が少ないですが、
日本だと野ばなしってわけにもいかないし、その分、
大人の二面性を子供が素早く見抜いてしまいそう。

なるほどねー、と思ったけど悩ましいかな。
答えがあるわけではないので、各家庭で考えるしかないですね。

ーーーー

他の海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

今までの記事を順番に読みたい方はフェイスブックページ をみてください。

東洋経済オンライン連載記事のリンクです。

http://toyokeizai.net/category/malaysia

★マレーシアの教育環境について、良い点悪い点率直にまとめました。電子書籍版です。

マレーシアの学校の○と× アジア子連れ教育移住の第一歩

★マレーシアに車なしで住むノウハウをまとめてみました。電子書籍版です

車なしでマレーシア生活

★フェイスブックで日本にいながら国際交流する方法を書いた書籍(角川書店から発売)です。私はこうしてマレーシア人をはじめ、フィンランド人、香港人などと友情を育んできました。

Facebookで起こる人脈構築革命

★2011年に書いたフェイスブックの入門書。書籍を出版できたのも、マレーシア人のおかげでした。マレーシア人のフェイスブックの使い方についても触れています。

いいね! フェイスブック (朝日新書)

(スポンサーリンク)