Facebookで怒ってる日本人をみて思うこと

こんにちは! マレーシア在住6年目の野本です。
いつもありがとうございます。

最近、私のFacebookのフィードでは、航空会社の対応を巡る意見がたくさん流れてきます。
それぞれ、「自分はこう思う」「いかがなものか」と意見を戦わせています。

以前はこれが不倫騒動だったり、政治家の失言だったり、誰かの服装についてだったり。
こっちが正しい、あっちが正しい、とやってます。
電車で化粧してる人をみたとか、非常識な親子を見たとかで、
けしからん!と怒ってる人もいます。

いつも思います。ほうっておけば良いのにと。
他人の噂で怒ったり熱くなれるのが不思議です。

おかげでFacebookから遠のくばかりです。
日本のニュースもフォローを外しました。
Twitterもほとんど読んでない。
見るのは精神衛生上よろしくない。

ところがマレーシア人の友人たちはと言うと、こういう書き込みをする人が少ないです。
もちろん、なかには、政府に文句言ったり、皮肉書いてたりする人はいます。
でも圧倒的に少ないんですよ。

書いてるのは、自分がどこ言って何食べた、誰と遊んだ、かな。
ニュースや格言をシェアする人もいるけど、ポジティブなものが多いです。
みんな自分のことに忙しいので、他人にそこまで興味がありません。
自分大好きなんで、自分の顔がたくさん出てきます。

マレーシアでは、正義の戦いは無駄なんですよ。
だから、みんなハッピーなら、多少のことには目をつぶります。
「正しいことをするより、親切にしよう」というわけです。
宗教も違う、考えも違う人たちが住んでいるので、
他人の行動をどうこう批判する人が少ない。

だから、ここでは女性がご飯作りを放棄しようが、子供置いて海外旅行いこうが、
それを責め立てる人はいないんです。
社会がお母さんたちを糾弾したりしない。
おかげで、みんなのびのび行動してるんだと思います。

そこは多分、アメリカともヨーロッパとも違うんじゃないかな。
住んだことないけど。
日本で息苦しいと思ってる人はぜひきて見ると良いです。

正義の戦いをしてる人たち、私の友達だから、みんな良い人です(笑)。
小学校の反省会で「野本くんが掃除をサボっていました。いけないと思います!」「そうだそうだ」みたいなのやりましたね。
きっとあの延長線上なんだろう。
意味あるのかなぁ。

対処法は簡単。
私は動物みたいに、「この人怖いな」と思ったら離れるし、
「この人面白いなー」と思ったら近づきます。
それだけです。シンプルです。

自分に関係ないことは考えない。

今年はこれで行きます。

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