夢中になりすぎる子供に対してどう接するか?

こんにちは! マレーシア在住の野本です。
12歳の子供、相変わらず、数学にはまってます。

今回のハマりっぷりは凄いです……。
ご飯食べてる間も数学の話。数学公式のアプリを眺めてます。
(世の中にこんなに数学系のアプリがあるとは知りませんでした)
見てるYoutubeも数学中心。
料理やお絵かきや歴史、Youtubeも楽しんではいるのですが、
「数学以上にハマれるものは多分今後ない。世界は数学で証明できる」と言います。

大好きな学校をやめ、STEM(理数系)を中心に教えるホームスクールに行きたいと言い出しました。
そういう選択肢が存在するのがマレーシア。

本人曰く、数学を考えているだけで、一生幸せに生きられる。
インターネットと、語り合える少数の仲間さえいれば、他はいらない。
最低限の学位だけ手に入れて、一生数学を楽しんでいたい。

と言います。1年前から考えられない変化です。

とことんやらせるには勇気がいる

一つでも好きなことを見つけろ!ってよく言われますよね。
けれど、親って「ほどほどに」ってストップかけたくなります。
少しはスポーツもしたら? 順番にやったら? 勉強以外のこともしたら? といってしまいます。
「勉強するなっていう親も珍しいよね」って言われてしまいました。

以前から「世界を広げるのが親の役目」と思ってきた私。
内心は、IBの学校にでも行き、幅広い興味を持って欲しいなーと思っていました。

しかも、数学は神の学問で、突き詰めすぎて頭がおかしくなる人がいるそうです。
今、彼が夢中になっているのが「リーマン予想」ですが、
証明しようとした学者たちは精神を病んでるそうで、ちょっとコワイです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%B3%E4%BA%88%E6%83%B3
子供は「数学には知らなくてはならないことがあまりに多い。僕はまだ入り口にもたどり着いていない。とにかく一刻も早く、基礎を終わって先に行きたい」と言います。

彼がメンターとして尊敬する先生は彼に賛成です。
「彼は数学という一生楽しめる財産を手に入れたのだ。お母さん、幸運なことだよ」と言います。

子育てって親の思った通りには行かないです。
私も、この子は野球や囲碁や将棋などにハマってる人と同じなのだと思うことにしました。
とことんやってみて、困ったらまた考えれば良いかな、という感じです。
精神を病んで欲しくはないですが……。

この判断があってるのか間違っているのか、私にもわかりません。
まだ中学生。後戻りもできるので、しばらく好きにさせようと思います。

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