どうやったら子どもが好奇心を持ち続けられるのか?

こんにちは! 野本です。

あるお子さんから「なぜ勉強するんですか?」と聞かれました。
私の答えは、勉強はしたいからする。
それだけかな……。

本来、みんな勉強が好き

赤ちゃんって生まれてしばらくすると、世界を探検しだしますよね。
その後、「なんで」「どうして」って聞き始める時期が来る。
好奇心を抑えられず、あれこれ知りたがる。
これって人間の根源的な欲求なんじゃないかなーと思うんですよ。

ところが、大人たちは、自分たちの都合で教えたり、教えなかったりする。

「空はどうして青いの」
「なんで影ができるの」
「宇宙はどうやってできたの」
ちゃんと教えようと思うと本当に大変です。

幼児がいろんなことを知りたがっているときに、

「後でね」
「大きくなったら学校で習おうね」
「難しいことは今度ね」
「お母さんにもわかんない」

って後回しにしたり、出し惜しみしたり、ごまかして適当に答えたりする。

すると、結局、その子は好奇心や探究心を失ってしまいます。
あー、大人もわかんないんだ、知る気もないんだ、って学んじゃいます。

タイミングを間違えると好奇心が消えてしまう

子どもの興味ってすぐに移ろいます。
昨日までアンパンマンだったのが、今日から仮面ライダーになったりします。

勉強に対する好奇心を失ってしまった子どもに対し、小学校に上がってから、
「勉強しなさい」と強制的に教えようとしても、
興味はもうそこにはないんですよ。

よく真面目にコツコツ、机に向かう習慣をつけろって言いますけど、そうかな? って思います。
私だってコツコツ自宅学習する習慣なんてまるでなかったですから……。
遊びたいときは思い切り遊んでてよいんじゃないのかな。

それより、探究心と好奇心を失わない方が大事。

そのためには、「知りたい時に、すかさず教える、調べる、探求する」ということじゃないかなー。
タイミングが重要なんです。

学校の授業で興味をもって「もっと知りたいな」と思っても、「続きは来週」となると、興味や興奮は薄れてしまう。

いっぱい遊んで、知りたい時に、好きなだけ勉強する、のが理想だと思います。

ーーーー
他の海外生活ブログへ
にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

今までの記事を順番に読みたい方はフェイスブックページ をみてください。

東洋経済オンライン連載記事のリンクです。

http://toyokeizai.net/category/malaysia

★マレーシアの教育環境について、良い点悪い点率直にまとめました。電子書籍版です。

マレーシアの学校の○と× アジア子連れ教育移住の第一歩

★マレーシアに車なしで住むノウハウをまとめてみました。電子書籍版です

車なしでマレーシア生活

★フェイスブックで日本にいながら国際交流する方法を書いた書籍(角川書店から発売)です。私はこうしてマレーシア人をはじめ、フィンランド人、香港人などと友情を育んできました。

Facebookで起こる人脈構築革命

★2011年に書いたフェイスブックの入門書。書籍を出版できたのも、マレーシア人のおかげでした。マレーシア人のフェイスブックの使い方についても触れています。

いいね! フェイスブック (朝日新書)

(スポンサーリンク)