人生自体が博打になっております

こんにちは! 野本です。

いつも取材する側なのですが、先日、Un-Controlというサイトで私たち親子を取材していただき、素晴らしい記事にまとめていただきました。

教材はYoutube!?マレーシアのフリースクールで「好き」をつきつめる健太君の新しい学びのかたち

Un-Control、素敵な名前ではないですか!

かっこよくまとめていただいてますが、本音のところは、
ありゃりゃ、いつの間にか人生が博打になっちゃったなー
って感じです。

子どもは日本の学校をやめてマレーシアに来て、さらにマレーシアの学校もやめ、ホームスクールで自習しています。
従来の教育制度に思いっきり背を向けて、独自の、まだ誰も行ったことのない道を進もうとしています。

この先どうなるのか、私にもわかりません。
また変わるかもしれませんし、国を移動することになるかもしれません。
進む道があるのかどうかも未知数ですね。

本人は進学には興味がなさそうです。
でもまあ、英語も話せるし、プログラミングはできるし、なんとかなるかな……。
今は大学の講義もネットで受けられ、学位も取れるようです。
「カーン・アカデミー」などのビデオ学習のおかげで、今や貧乏な子も高等教育が受けられます。
インターネットのない地域では、オフライン版が配られているそうです。
IT時代の新しい教育ですね。

子供は、「それでも学校行ったら?」という私をしぶとく説得して来ました。

「どんな良い先生でも授業には絶対に無駄が出る。編集された動画には無駄がない」
「わからないところで止められる。途中ですぐウィキペディアなどで調べられる」
「それでもわからなければ、仲間か先生に聞く」
「すると先生とはコミュニケーションだけが残り、かえって濃い関係となる」
「自分で興味を持って調べたことは忘れない」
「コミュニケーション能力は集団にいるから身につくわけではない」
「ネットと仲間と筆記具があれば、あとは何もいらない」
「競争には興味がない」

思えば、マレーシアで小さい頃から

・自分で考えて質問する
・自分の意見をはっきりいう
・おかしいと思ったら疑う
・失敗から学ぶ
・大きい子も小さい子も、みんな仲間として扱う

ことを覚えて来たからかなー。

彼は、間違っているだろうし、
失敗することもあるでしょう。
不完全で、欠点もいっぱいあります。
でも、生きていれば、まあなんとかなるでしょう。

私もこれから世界がどうなるのか、さっぱり見当がつきません。
もう親に教えられることは本当になくなって来ました。

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