信頼感がベースにあると、仕事の量が減って行く理由

こんにちは。野本です。

日本に比べると、東南アジアの人々の労働時間は短いです。
銀行や鉄道、雑誌制作など、明らかに似た仕事をやっているのに、なぜマレーシア人たちは残業しないでやっていけてるんだろう? と不思議でした。

 

最近、それは、「信頼感」によるんじゃないかな、と気づきました。
マレーシアは日本より治安が悪いのです。なのに他人への信頼があるのです。

信頼がベースにあると、いろんなコストが下がって行く

例えば、マレーシア人向けのマニュアルは、日本人ほど細かくなくても大丈夫です。

これね、あらゆるところで感じます。

先日、マレーシアの自治体主催のメディアを対象にした旅行に行ってきました。

今回も、旅程表はりアバウトなPDFのみ。
出発時間も集合時間も書いてなくて、ただイベントのラフな時間が書いてあるだけです。

どーするのかな?と思っていたら、SNSで前日、連絡が来ました。
当日さらに、バスの遅れにより変更になり1時間遅れになりました。
当然ながら、誰も怒らないし、文句をつける人も皆無です。

しかも、このツアー、誰も時間通りに集まりません。
だいたいの時間になると、何となく人が集まり始め、SNSで「行くよー」と主催者が声をかけ、
30分くらい後にようやく出発。

誰も時間通りに集まらないのに、進行に問題が出ない不思議

一時が万事こんな感じなのですが、終始和やかな雰囲気で、仕事が進んで行きます。

それはもうこんなにスムーズで良いのかな?というくらい、何の問題もなく、
5日間の日程が無事終了しました。
かなりハードなスケジュールで、朝から夜中まで満杯なのに、不思議すぎです。

世界は面白いですね。
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