他人のことが気になって仕方ない人々

人間関係

 

取材に行ったら、「日本人村に行くと、みんなの視線が気になって……。店でタバコも吸えないです」って言ってる人がいました。
海外には日本人が多く住む場所があるのですが、そこで聞く愚痴はこんな感じです。

「毎朝、幼稚園に子供を送った後のママたちの横を通るのが嫌で嫌で……」
「カフェでパソコン開いているだけで、何してたのと聞かれる」
「遠巻きに服装とかチェックされている感じがするんで心が病みそう」

そんなわけで、せっかく東南アジアにいるのに心が病んでしまう人もいるのだそうです。

東京から田舎に引っ越した人も同じこと言ってました。
田舎では「さっきスーパーにいたでしょ」とか「昨日アマゾンで買い物したでしょ」「何でおしゃれしてたの」と観察されるんだそーです。

都会の人や、マレーシアの人は他人のコト気にしないんですね。
多分、自分のことで忙しいのでしょう。

他人のことが気になってしょーがない人というのが一定数いて、
他人に観察されている、のが嫌な人も結構います。

新庄 剛志さんの「わいたこら!」にも、「バリ島では有名人だってことでジロジロ見られないから居心地良い」って書いてありました。有名人も同じなんですね。

他人は絶対にコントロールできない

最近の相談でも、「他人の目が気になって行動できない」って人、少なくないです。
この人たちに共通しているのは、自分の行動に集中できないってコトです。
「どう思われるだろう」って考えて行動できないのです。
中には、家族関係などで親に行動をコントロールされてる人もいる。

私も以前、他の人が気になっていた時期がありました。
一生懸命なのに、なぜか上手くいかない不器用な人をみて、
「こうしたら上手くいくのに」などとアドバイスしたりしてました。
で、相手が自分のアドバイス通りにならないとイライラしたりするんですよね。

でもある日ハタと気づきました。
他人は絶対にコントロールできないんですよね。

ベストセラーになった「嫌われる勇気」に「自分と他人の課題を分ける」というのがありました。
これ、かなり気に入っています。
実際には相手の方が依存的なことも多いので、そう簡単にはいかないのですが。

今では、なんか自分にできることはあるかな? と考えて、
なければ、頭から追い出すようにしています。
そして自分の仕事に集中する。

人生は短い。他人のことをあれこれ考えている時間はもったいないです。

わいたこら。 ――人生を超ポジティブに生きる僕の方法

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

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