親の「胆力」が試されるとき

子供の自主性にいろいろ任せて子育てしていると、面白いことが起きます。

以前は宿題をやらないで放置したところ、先生側が「宿題は一日で倍に増えます」と宣言し、指数関数的な増加の恐ろしさを体感していたこともありました。
その後、彼は宿題を出さない学校に転校しました。笑

批判的思考を育てると、子供はどうなるか

多くのインターナショナル・スクールでは「批判的思考(クリティカル・シンキング)」を教えます。
例えば、歴史でも地理でも「背景」を考えさせる。
「アパルトヘイトはいつ終わったのですか」と問うのではなく、「アパルトヘイトはなぜ終わったと思いますか。あなたの考えを書きなさい」と言われるのです。

子供は自分の頭で考えるようになり、ときに親や先生の言うことに疑問を持ちます。

先生が、報道や親の言うことに「本当かな?」と疑問を持ちなさい、と言うこともあります。

すると、子供は
「なぜ宿題をやらなければならないのか」
「なぜ同じ計算問題をなんども繰り返させるのか」
と疑問を持つわけです。

そこで好奇心旺盛な子は、実際にやってみて、結果をみたくなる。
その結果を本人が引き受けることが「学び」に繋がると、私は思います。

そこで試されるのが、先生や親の胆力です。

まあ、実際にはインターとは言ってもさまざま。中には高圧的な先生のいる学校もありますね。
華人友人が行ったシンガポールのIB学校などは「IBとは名ばかりだった」そうです。
その点、子供が以前通っていたローカル・インターは素晴らしかった。

子育てのゴールはどこにあるのか

ところが、子供たちが自分で考えることに恐れをなして、中華学校や日本人学校に子供を戻してしまう親もいます。
「生意気な子供はいらない」と言うワケです。これはマレーシアでも日本でもそうです。

けれども。

子育てのゴールは「自立」です。

子育てのどこかの時点で、子供をコントロールするのを親は諦めないとなりません。
それをどこに置くのか? と言うことですね。
親の考えを疑い、親を超えるのは、必要なプロセスだと、私は思います。
いつまでたっても「お母さん、これはどうするの」と親の顔色を伺うようでは、自立はまだ遠い。

いずれにせよ、どこかで「コントロールを手放すか」を考えなければいけないということです。

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