全員がグローバルになる必要はない

最近、「受験させるか、グローバルで育てるか」で
悩まれている親御さんが多いようです。

おもしろい記事を読みました。
まずはご覧ください。

日本人の「英語下手」は教育を変えても変わらない。その単純な理由
歴史は何度でも繰り返す

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/49641

今回の英語教育問題は、わが朝の歴史に繰り返し出てくる「国際派」と「国内派」の対立の一形式にすぎない。
それはふるく物部氏と蘇我氏の対立から、源氏と平氏、攘夷派と開国派、日本陸軍と日本海軍にいたるまで、常に同じ立場でそれぞれの主張が繰り返されているお馴染みの風景である。
このたびの教育改革は〝国際派〟が主導することになった。たぶん、順番である。
国際派の心情としては、世界との交流はどんどん必要となり英語は必須なのだから、今後われわれの考えが衰退することはない、と信じている。グローバル化は進むことこそあれ、戻らないと信じているからだ。

(中略)
だから国際派と国内派は常に対立しつつも、最終決着をつけない。
そのほうがいい。

もし決着をつけると、アジアの王たろうとして暴走するか(大東亜戦争を起こしました)、自閉するか(鎖国です)、そういう極端な国論しか抱けない。片側が論理で、片側が感情だからである。
分裂している身体と精神を合一させようと無理をすると、極端な行動に走る。いつもどっちかに偏りつつも、完全な決着をつけない。それが国を保つ工夫である。

国際派の教育改革は、どこかよきところで止まるから、それまでは見ていればいい、というのが古老的な知恵である。

古くは聖徳太子の時代から、日本人はグローバルになるかどうかで
論争してきてるんですね。
確かに、いつか反動が来るでしょう。

日本に住んでる限り、グローバルでなくてもいい

文科省は英語教育を本格化すると言ってますが、
本音のところはどうなのかな…。

日本にいる限り、大して英語はいらないし、
国際化する必要も全くないと思うのです。

全員が全員、焦ってグローバル人材になる必要、
ないと思うんですね。

企業だって、本音のところではおそらく、
自分の意見を言うような国際人は使いにくいでしょう。
数年に一回転勤し、自分の意見を抑え、組織の論理で
動いてくれる人が重宝されます。

海外で働くにはビザを取らなくてはなりませんし、
生半可な学歴や語学力では苦労する可能性もあります。

鳴り物入りで始まる2020年の教育改革も
どこかで反動が来るでしょう。

だから、グローバル、というところで焦って英語の早期教育に
走らなくてもいいのかも、と思ったりします。

語学を学ぶと付き合う人が変わり、視界が変わる

けれども、です。

語学を学ぶよさというのは、グローバルに仕事ができるだけじゃない。
むしろ、世界が広がり、人生が豊かになることじゃないかなーって思います。

入ってくる情報が英語(や他の言語)になることで、
見える世界が全く違ってきます。
日本人だけと付き合っていた時には、知らなかった世界です。

マレーシアに来てから、毎日視界がバンバン変わるような
刺激的な日々を送っています。
マレーシア人、インドネシア人、ロシア人、アメリカ人、いろんな人と付き合うと、毎日が発見で面白い。
語学なしに、そこを学ぶのは難しいですね。

私自身、マレーシア人との出会いをきっかけに
遅まきながら(20代後半)英語を学び始めました。

その影響で子供が好きになり、
書籍を出版することになり、
英語と車の運転を覚え、
なぜかマレーシアに住み….。

と驚くほど世界が広がってきました。

文化と人付き合いが広がることで、居場所が増えて、
人生に絶望しにくくなると思うんですよ。
それが一番のメリットかなー。
子供にも同じことが言えると思います。

子供の性格は日本向きか、海外向きか

親が考えるべきは、自分の子供の性格を見て、
果たしてどっちに向いているか? じゃないでしょうか。
少し大きくなったら、本人と議論してみるのも
おもしろいと思います。

日本人だけ、日本語だけで国が閉じてるだけに、
日本はいよいよ不思議な国になってくなーというのが私の印象です。
その国で過ごすのか、将来は海外に出るオプションを残すのか。
頑張ってハイブリットを目指すのか。

しかし最終的には本人が決めることで、
親がどんなに誘導しても、なるようにしかならないでしょう。
大学までずっと日本を出たことなかった私が、
どういうわけかマレーシアにいるように、ですね。

人生は面白いですー。

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移住に失敗する人が陥る3つのパターン

こんにちは。マレーシアに来て4年になる野本です。

どういうわけか、海外移住に関しては良いことばかりが
語られますよね。
失敗例ってあまり聞かないと思います。

とはいえ、マレーシアに移住した人の滞在年数は3年と、
決して長くありません。

一体、何故、ほとんどの人が帰ってしまうのか。
もちろん、永住権が取りにくいなど、技術的なハードルもあるわけですが、
私が見てきた傾向から、移住が上手くいかないパターンを書いてみます。

1.海外移住に夢を持ちすぎている

来る前からもう「永住します!」と意気込むのは危険です。
なぜなら、多分、その人は「良いところ」しか見ていないから。

どの国にもいいところと悪いところがあります。

テレビや雑誌では大抵「いいこと」しか言いません。
いいと思ってるから取り上げるわけで、マイナス面ばかりじゃ
記事にならないですからね。

とはいえ、治安面をはじめとして、衛生面、医療、食事、
人間関係と、実際の暮らしが合うかどうかは実に人それぞれ。
いきなり移住せず、まずは短期滞在からが王道ですよ。

2.海外移住をハードで捉えている

広い住まい、美味しい食べ物。
でもですね、それだけだと長続きしません。

長年住んでいる人によればズバリ、
「現地の人をリスペクトできる人は長続きする」
です。

田舎暮らしで「空気が美味しい、風景がきれい」だけで長続きしないように、
ここにいる人々とどうかかわり、関係性を作っていくかがポイントです。

10年、20年と暮らしている人たちを見ていると、
実によく現地になじんで人間関係を作っています。
人間関係を現地で作れるかどうか、は重要です。

マレーシアに住む日本人は3万人弱しかいないので、
日本人だけで済ませようとすれば、人間関係が息苦しくなります。
せっかくなら、マレーシアの人とも付き合ってみましょう。

もちろん、ローカルたって、本当にいろんな人がいて、
トラブルに巻き込まれることもあるんですが、
それでも、人の数なんて無数にいるんだから、
ダメならハイ次ーって思えるのが良いですね。

3.海外に来ても「正義」にこだわる

「正しいこと」にひたすらこだわる正義漢な人も、
移住するとしんどいと思います。

日本人は正義と悪の二元論が好きだけれども、
海外に来ると、価値観なんて人の数だけあるんですよ〜。

簡単に正しいとか正しくないとか言い切れないなぁ、と思うシーンが出てきます。
だから、正義感が強くて他人を裁かずにはおれない人は、多分しんどいと思います。

ええ、特にマレーシアみたいな南国は特に、です。

でも実は海外移住に失敗なんてないよね

とここまで書いてきましたが、
日本に帰るのは決して「失敗」なんかじゃない、とも私思ってます。
頭の中でぐちゃぐちゃ考えてないで、とりあえず移住するエネルギーってすごいですよ。
さらに一旦移住を決意したけど、来てみてなんか違うな、とさっさと日本に戻ったり第3国に移ったりできる行動力、その人たちの経験値は必ず、日本にただ住んでいた時よりも上がっているはずです。

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