月別アーカイブ: 2016年12月

東京とマレーシアの違いは、周囲の人が「敵」か「味方」かにある

野本です。ご無沙汰です。
日本に一時帰国中。
東京に帰ってきて、あまりのスピードに目が回ってます。

マレーシアと東京の一番の違いは、
周り(特に初対面の人)が「仲間に見えるか」か「敵に見えるか」かってことかな。

日本は周り全員が敵だけど、かなり安全。犯罪率少ない。
マレーシアは周り全員が仲間だけど、結構危険。犯罪率高い。

って感じですね。

お前はマレーシアボケしすぎてて、
なんのことを言ってるのか判らん!
とおっしゃるかもしれません。

日本ではお店の人もかなり他人行儀なんです。
すんごく丁寧なんだけど、微妙にお客さんに対抗してる感じがします。

「お客様、この商品は特性上、返品は受け付けかねますがよろしいですね?」(新宿のY電機)
「お客様、当店は間も無く閉店となりますので、お会計お願いします」(アキバの喫茶店)
「お客様、他のお客様のご迷惑ですので、荷物はこの棚において頂けますでしょうか」(谷中のレストラン)

みたいにバシッと言われると、

「あれ、この人、私が嫌いなのかなぁ……」

って思っちゃうんですよ。

いや日本じゃ当たり前の対応なんですよね?
仕事ちゃんとしてるだけ。

でもなんだろう。
マレーシアボケした私からすると、ロボットみたいなんだなー。
店員さんとお客さんが、競い合ってる感じで、緊張します。
「愛がないよなー」って思うのです。

電車の中でもみんなお互いに目を合わせないようにしますよね。
怒らせないように、必死、みたいな?
シンガポールでも同じことを感じました。
ひとが多すぎるのかなぁ。

全員が身内みたいなマレーシア

マレーシアだと、店員さんとお客さんは友達みたいな感じです。

こちらがニコニコすれば、相手も親切にしてくれます(多分)。
丁寧な言葉遣いはないけど「今日はメニューはこれしかないよー」と笑って言う。
いやいろいろないのはマレーシアの方が多いんですよ。

そこに、上下関係はなくて、友達に近いんです。
相手が遅れようがミスしようが、「まーいいよ、オッケーラー」の世界です。
初対面でも、相手に対する対抗意識とか競争意識が薄くて、
みんな仲間だから仲良くやろうよ、という意識が根底にある。

調査でも、マレーシア人は特に見知らぬ他人に親切にする国民性だそうです。

その代わり、クレームなんかつけたら
「あのお客さん怖いー」と避けられます(実話)。

無理やり例えるなら、マレーシアでは出会う相手が
全員自分の身内のおばちゃんみたいな感じかな?
掃除も適当。時々「あーごめん、今日は疲れちゃったの」ってこともあるけれど、
愛があるから追い出したりしないんです。
でも、大して詮索はしてこない。

東京だと馴れなれしい人にはむしろ要注意ですよね。
だから、人との距離が遠い感じがします。

そんなわけで、東京にしばらくいると、
心底マレーシアが懐かしいなと思うのでした。

日本にもそんな場所はあるかもしれませんねー。
あったら教えてくださいー。

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意見の違う人は「放っておく」ーーそれだけで心は平穏になる

マレーシア人から一番学んでるなーと思うこと。
それは「意見の違う人は放っておく」ってことです。

世界って結局のところ自分が見た一面でしかありません。
相手と意見が違うのは当たり前。

エスカレーターのどっちを歩くとか、
タバコを吸うマナーだとか、
日本では細かいことでも白黒つけたがりますよねー。
勝ち負けをめぐって両者はオーバーヒートし、
本来の目的を忘れ、勝ち・負けをめぐって
争ったりします。

ひどくなると、高層マンションの上と下のどっちが上かとか、
千代田区と中央区どっちが上かとか本当にどうでもいいことでも
争ってしまいます。

間違いを指摘されて逆上する人もいます。
指摘する方は「こんなことも知らないのか」などと言ったりして、
勝ち負けの土俵で「勝負」始めちゃうんですね。

けど、マレーシア人を見ていると、
侃侃諤諤の議論はしないんです。

意見の違うのは当たり前なので、放っておく。
それだけです。

たったそれだけで、社会って驚くほど平和になるんですよ。
時間も大幅に節約できます。
プトラジャヤとサイバージャヤ、
どっちが上か議論してる人、知らないですよ。
いるのかなぁ。

もちろん、マレーシア人もいろいろ指摘しますが、
根っこのところで「勝ち」「負け」に拘らない人が多いので、
ムキにならずに対応できちゃう。
いつも見習わねば、と思ってしまいます。

ムスリムとインド人と中国人がいたら、意見が合うはずがないですよね。
食事だけでも、豚肉食べない人、牛肉食べない人がいて、
さらにベジタリアンもいますしね。

多分、日本も外国人が増えると、放っておかざるを得なくなるでしょう。
いちいち他の宗教の人に文句をつけていても始まりません。

まーいろいろカオスにはなるでしょうが、
そうすることで、ちょっと変わった日本人(私か)でも
少しは生きやすくなるのではないかな、と期待してしまいますね。

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文章の書き方を教えない日本の学校

 

こんにちは! 編集者の野本です。

最近、文章を見て欲しいと言われる機会が増えました。

えーと……。日本語を書くのは難しいです。

私、20年編集者やってますが、
今だに書いた原稿は毎回真っ赤に添削されます。

一字一句辞書を引き、丹念に言葉を調べていく
プロの校閲者には頭が上がりません。

日本の学校では簡潔な文章を書く訓練をしない

最近思うのは、日本の学校は書く方法は教えない、ということ。

大学を出たばかりの方の文章は、総じて読みにくいのです。

それもそのはず。
文系では、受験勉強で難解な長文を山ほど読みますが、
わかりやすい文章の書き方は指導されません。

受験の国語で出てくる文章は、
文意をつかむのにすら骨が折れる難問ばかり。

人は読んだものに影響されるため、
複雑な言い回しが身についてしまうんでしょう。
アクの強い作家のような語彙で文章を書く方もいます。

しかし社会に出ると、必要なのは文芸作品ではなく実用文。
突然、わかりやすく簡潔な文章を書け、と言われてしまうのです。

ライターに必要なのは「文章力」より「情熱」

私が始めて月刊誌に入って驚いたのは二つ。

一つは「わかりやすく書け」と言われること。
ある編集長は
「初心者にわかるよう噛み砕け」
「女性週刊誌を目指せ」
が口癖でした。
「こりゃ常識でしょう……」というような言葉にも徹底的に赤を入れます。

この指摘が鋭い。編集長に「野本さん、これどういう意味?」と聞かれ、
説明したものの、しどろもどろになることも多々。
結局、自分でもあやふやなまま書いてるとバレるのです。

もう一つは、文章力はなくてもライターになれるということ。
作家と言われる先生でも、「てにをは」のレベルで日本語がおかしい人もいました。

でもね、それでオッケーなんです。
文章は編集者・デスク・編集長・校閲部で何度も直します。
ライターに重要なのは文章のうまさではなく、
「情熱」「知識」「経験」なんですね。

紙媒体は、レイアウトに合わせて文章を削ります。
「俺の書いた文章は完璧だから削るな」と言われると大変です。
作家さんは別ですけどね。

だから、ライター専門学校を出たような専業ライターさんより、
カメラ設計してた人、
プログラマーだった人、
カメラオタクで何でも知ってる人
なんかが活躍してました。
もちろん、中には知識と経験と文章力を兼ね備えたすごい人もいましたけれども。

結局、情熱のない人が知識を寄せ集めたところで、
それはノイズでしかないのです。

学校では情熱の伴わない文章を書く訓練をする

ところが、学校教育で書かせるのは、
まさにこの情熱の伴わない文章なんですね。

「運動会の感想を書いてください」と課題が出ます。
正直に「運動会がつまらなかった」と書けば
「ふざけないでちゃんと書いて」などと怒られたりします。

そこで仕方なく「みんなで力を合わせて頑張って感動しました」とか、
心にもないことを書くことになる。

しかも「原稿用紙5枚」などと指定され、
「言いたいことはないけど、長さだけはある」文章を書く訓練をしちゃうんですよね……。
これ、政治家の答弁や校長先生の訓話みたいなもので、読んでも何も残りません。

「運動会はつまんなかった」という作文は許されるか?

興味のないこと、知らないことを調べもせずに無理に書いて、
他人の心を動かすのは難しいです。
結局、無駄なコンテンツを増やし、他人の時間を無駄にすることになります。

本当に伝えたくないことは、いっそのこと、書くべきではない、
と教えたほうがいいのかもしれませんねー。

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Facebookで起こる人脈構築革命

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