こんにちは! マレーシア滞在5年目の野本です。
先日、子供の友達(10代・男子)と話していてびっくりです。
彼は、「League of Legend」と呼ばれるシューティング・ゲームに
はまっているのですが、ここまでは普通ですよね……。
ところがよく聞いてみると、このゲームがすごいんです。
1. E-sportsでは億の単位の賞金を稼ぐプレイヤーがいる
まず、世界中で大会が行われている人気競技であること。
チームを組んで、お互いに作戦を練りながら戦うゲームなんだそう。
このゲームの世界にはプロがいて、彼らは億の賞金を稼ぎ、
欧米を中心に人気を集めているんだとか。
その賞金たるや、総額20億円などという世界もあるそうで、
驚いてしまいました。
2.E-sportsのプロゲーマーはアスリート扱いである
さらにびっくりなのが、
League of Legendを始めとする一部ゲームは
もうe-sportsとして市民権を得ており、
もはや「二次元で戦うプロスポーツ」という認識なんです。
・e-Sportsの世界大会の競技人口は1億人でテニスに匹敵
・オリンピックの正式種目にしようという動きもある
・スター選手が使ったPCなどがプレミアム付きで売られてる
アスリートと同じような扱いになりつつあるんですね!
ゲームばかりやってないで勉強しなさい!という時代ではなく
中途半端にゲームやってないで賞金稼ぎなさい!って時代になったんですね。
賞金稼ぐプロゲーマー、海外ではスター、日本にも大波くるか?
http://news.yahoo.co.jp/feature/207
3. 日本はゲームの世界では後進国だった
さてこのe-sports、ヨーロッパ、米国、韓国などで大流行しているそうですが、
日本ではいまひとつ浸透してないんです。
なんか意外ですね。日本はゲーム先進国だと思ってました。
友人の子は「英語の壁もあるんじゃないか」と分析しています。
彼は英語がわかるので、アジアの混成チームの一員として
プレーしているんだそうです。
チームで戦うスポーツなので、即座に司令塔の指示を理解し、
コミュニケーションをとりながらプレーする必要があるそうなんです。
とはいえ、日本でも、
・日本でもe-sportsの国内リーグが2014年に誕生
・法務省がe-sportsの競技者向けに興行ビザを出す方向
・eスポーツの専門学校もできた
と着々とブレイクの下地はできつつあります。
4. 遊びが仕事になる時代がもうやってきた
それにしても、遊びだと思われているゲームが
仕事になる時代が来てるんですね。
きっと囲碁や将棋の棋士も、こうした時代の流れで
遊びが仕事になっていったんでしょうから、
驚くべきことではないのかも。
強いゲーマーがきちんと社会的に生活していける時代になっていくと、
ゲームに対する見方も変わっていくかもしれませんね。
親の私たちからしたら、想像もつかない世界が既に来てました。
まとめ
いやー知らない間にこんなことになっていたとは
本当にびっくりです。
でも子供達にとっては当然の世界なのかもね……。
もう本当に、親の古い価値観では太刀打ちできません。
子供達は下手にいじらず、思いっきり遊ばせて、あとは
放置しておいたほうが良い気がします。
もうここ数年は、子供たちから教わることのほうが多いです。
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