マレーシアのインターナショナル・スクールが向かない3つのタイプ

こんにちは! 
マレーシアにきて6年になる野本です。最近もよく、子供をマレーシアに連れてきたい、という相談を受けるのですが、「こんな人にはマレーシアは向かないかも」と思うこともあります。

代表的な例を3つを挙げますね。

1 芸術方面を極めたい人にはマレーシアは向かない

特に音楽を極めたい人には、マレーシアはたぶん、物足りないと思います。
もちろん、オーケストラのある学校も、弦楽器を教える学校もあります。しかし日本のように音大がたくさんあるわけではなく、オーケストラの数も少ないです。楽器を極めたい人は、たいてい早期に欧米に留学しています。楽器を習っているお子さんはたくさんいますが、プロになるために厳しい修行をしている、という風な雰囲気の人はごくごく少数派。音楽を科目として置いていない学校もあります。

一方で、アートは入試で一般的にあるため、音楽に比べればどの学校でもそこそこ。ただし、アートの価値もまだまだ、一部の人たちのもので、一般的に認められている段階には達していません。東京に比べたら、ギャラリーも美術館も少ないです。ただ、アートの場合は、高校を出て欧州の芸術系大学に進む例は結構あります。

2 サッカーや野球などのスポーツを極めたい人にはマレーシアは向かない

マレーシアは南国なので、外でやるスポーツは盛んではありません。サッカーも野球もあるにはありますが、日本の方がずっと盛んな印象です。意外なことに、水泳もそこまで盛んではない印象です。
一方、マレーシアの国技はバドミントンと言われていて、バドミントンはどこでも人気。国民的ヒーローはバドミントンのリー・チョンウェイです。一部のインターナショナル・スクールでは、たくさんのスポーツをやらせるところもありますが、プロになるために一つの種類を極めるというよりは、いろいろな種類のスポーツにトライさせるところが多い印象です。

3 偏差値至上主義な人にはマレーシアは向かない

マレーシアには、「優秀な子だけを集めた」偏差値上位校みたいなものがありません。
厳密にいえば、似たようなものはあるのですが、日本人が入るようなところには、ちょっとない感じです。どこも入学テストもゆるく、子供達の学力には幅が出てきて、ものすごく優秀な子ばかりの学校というのはあまりありません(一部の中華学校などはそういうところもあるみたいですが、日本人で入っている人は少数)。日本の受験教育のようなものを想定していくと、ちょっとがっかりするかもしれません。

なかには、サッカーを極めたくて、マレーシアからオランダに行った方もいました。
マレーシア教育移住の「魅力」と「限界」

つまり、「何かもう決まっている極めたいことがある」タイプの人は、日本や他の国の方が良いかもしれません。
日本の良いところは「何かを極めることが得意だ」ってことじゃないかな。

では、また。

 

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