凄い時代です。
今や、Youtubeでなんでも学べるようです。
プログラミングから学校の勉強、大学の講義から最先端の科学者の話まで、なんでも学べます。
私もマレー語をYoutubeで学んでます。
英語圏だとカーン・アカデミーという無料で高校課程まで自習できる教材があり、お金がなくても高等課程まで終了できます。
実際に発展途上国でカーン・アカデミーをオフラインでも見られるようにするプロジェクトも始まっているそうです。英語さえできれば、最貧国の人たちでも同様の高等レベルの教育まで受けられるというわけです。
今の子たちはYoutube世代。動画からなんでも学びます。
息子もライフハックから数学、科学、怖い話や日本のお笑いまで何でもYoutubeで勝手に仕入れて来ます。
Numberphileという彼が好きなYoutube数学サイトです
https://www.youtube.com/channel/UCoxcjq-8xIDTYp3uz647V5A
さて、こういう時代に大事なのは、多分お金ではなくて、「学びたい」と思う好奇心じゃないかな、と思います。
では、好奇心はどうやったら伸ばせるのでしょうか。
幼児期の好奇心を持続させる
私は、幼児期の子育てにポイントがあるんじゃないかな、と思います。
子供って、「なんで」「どうして」とうるさいくらい聞いてくる時期があるじゃないですか。
あの時期が、多分、好奇心が爆発している時期なんですよね。
早い話が、そのまま大きくなるまでそのままならいいのではないのかな。
ところがこの好奇心、どこかで消えてしまいます。
なんでか。
息子は「親が答えないのがよくない」と言います。
「なんでお空は青いの」
「なんでかなー。お母さんわかんない。大きくなったらね」
こういう会話を繰り返していると、子供は質問することに意味がないことを学びます。
学校もそうで、先生が
「それは今習うことじゃないだろ。あとで大きくなってからやりなさい」
とか言ったりします。
そうやっているうちに、「この人に聞いても無駄だ」と質問を辞めてしまうそうです。
そして、いつの間にか、あんなにあった好奇心は萎んでしまうんじゃないかなー。
私の子供の反論はこうです。「子供の好奇心はすぐに萎む。だから、なんで、どうして、と聞いた時に反応して欲しい。大きくなってから教えてあげるね、あとで、と言われてると好奇心がしぼみ、質問自体に意味がないと学ぶ」。多くの子供がこんな風に好奇心を失っているように、私には見えます。 https://t.co/XX8DRbtjph
— Kyoko Nomoto@KL (@mahisan8181) 2018年11月3日
子供の関心ってものすごい勢いでくるくる変わりますよね。
てか、私もそうで、知りたいことを2年経ってから教わっても、その頃にはもう興味・関心は薄れていることが多いんですよ。
だから、「今! 知りたい!」って思ったときに、教えるのがいいんだと思います。
でも、子供の質問って難しいんですよね。
「地球はどうやってできたの」
と聞かれ、ビックバンについて答えたら「ビックバンってなに」と聞かれ、全くわかってない自分に気づいて、一緒に科学博物館に調べにいったこともあります。
ギリシャ神話の神様について聞かれ、全然知らなくて焦ったこともあります。
世の中のことってほとんどが答えるのが難しい。
記憶を引っ張り出して教えたのに間違っていて、「おかーさん、適当なこと言わないで」って怒られたこともあります。
資料自体が間違っていることもあります。
歴史や科学とか、調べてみると、結構新事実が出て来ていることも多いんですよ。
だから、一緒にインターネットなどでいろんな資料にあたり、何が正しいのか調べていきます。
子供を育ててるんだか、自分を育ててるんだか、わからなくなって来ますが、子供の質問って最高に面白い。
子育ての面白さってこういうところにあるんじゃないかなーと思います。
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